先に結論: 私は細かい節約をしていません。 ただし「やめた」のではなく、最初からやっていないというのが正確です。こまめに電気を消す、安いスーパーを何軒も回る——こうした節約は、手間のわりに減る金額が小さいと感じて、手を出しませんでした。⚠️ ただし節約を否定しているわけではありません。 格安SIMには変えていますし、それは今も続いています。私の中の分かれ目は「節約するかどうか」ではなく、その節約が一度で終わるか、毎日続くかでした。
「今月こそ切り詰めよう」と決めて、レシートを見比べ、電気をこまめに消す。しばらく続けて、疲れてやめる。
そして「自分は節約が向いていないのかもしれない」と思う。
この記事は「節約をやめましょう」という話ではありません。やめたくなる節約と、続いている節約は、何が違うのかを、自分の場合で書いてみたものです。
この記事でわかること
- 私が手を出さなかった節約と、その理由
- 私が今も続けている節約(1つだけです)
- 分かれ目は「一度で終わるか、毎日続くか」だったという話
- 積立と節約、どちらを先に決めているか
- ⚠️ この考え方が向かない人もいること
私が手を出さなかった節約
ポイント: こまめに電気を消す、安いスーパーを何軒も回る——この2つは、私はやっていません。理由は手間に見合わないと感じたからです。
正直に書きます。私は次のような節約を、ほとんどやってきませんでした。
- こまめに電気を消す
- 少しでも安いスーパーを何軒も回る
- レシートを見比べて、単価の安い店を探す
やらなかった理由は、意志が弱いからでも、お金に無頓着だからでもありません。かかる手間に対して、減る金額が小さいと感じたからです。
これらの節約には、共通点があります。やめた瞬間に、効果もなくなることです。今日こまめに電気を消しても、明日やらなければ、明日の分は減りません。つまりずっと続けないといけない性質のものです。
私はそこで、続かないだろうと判断しました。実際、試したとしても続かなかったと思います。
⚠️ これは**「その節約に意味がない」という話ではありません。** 続けられる人にとっては、意味のある節約だと思います。私の場合は続けられそうになかった、というだけの話です。
→ 細かい節約をやめた私にも、消えなかった癖があります:
節約で心がすさむ?投資歴10年の私が今も値段を見てしまう話
私が今も続けている節約
ポイント: 続けているのは格安SIMに変えたことです。⭐ 一度手続きをすれば、そのあと私が何かを続ける必要がありませんでした。
では何もしていないのかというと、そうではありません。通信会社を格安SIMに変えました。
これは今も続いています。というより、続けるための努力を何もしていません。
一度手続きをしてしまえば、あとは毎月自動的に、以前より少ない金額が引き落とされます。私が毎日何かを我慢する必要がありません。
⚠️ どの会社がいいかは、使い方や通信環境によって変わります。「これに変えれば安くなる」と言えるほど単純ではないので、具体的な会社名は挙げません。ご自身の使用量と、通信品質の許容範囲で選んでみてください。
分かれ目は「一度で終わるか、毎日続くか」だった
ポイント: 私の中の基準は「節約するかどうか」ではありませんでした。「その節約が一度で終わるか、毎日続くか」でした。
自分がやったことと、やらなかったことを並べてみると、金額の大小では分かれていませんでした。私が節約を選ぶときの分かれ目は、手間が一度きりか、ずっと続くかでした。
| 例 | 手間 | 私の場合 | |
|---|---|---|---|
| 一度で終わる | 通信会社を変える | 最初だけ | やった |
| 毎日続く | こまめに電気を消す/店を回る | ずっと | やらなかった |
一度で終わる節約は、やった日以降、自分が何もしなくても効果が続きます。対して毎日続く節約は、自分が動き続けている間だけ効果が出ます。
私は「続ける」ことに自信がありませんでした。だから、続けなくていいほうだけを選んだという順番です。
⚠️ もちろん、この2つにきれいに分かれない節約もあります。 年に一度だけ手続きするようなものは、どちらとも言えません。ここに書いたのは節約というものの分類ではなく、私が迷ったときの決め方です。
📌 これは家計簿についても同じでした。私は費目の分類を直す作業をやめて、収支が大きく崩れていないかだけを見るようにしています。手間のかかるところをやめて、続くところだけ残したという点で、考え方は共通しています。
→ 家計簿について詳しくはこちら:
家計簿が続かないのはなぜ?記録より先にやること
積立と節約、どちらを先に決めているか
ポイント: ⚠️ 決めていません。 積立は一定額を続けつつ、節約は無理のない範囲でやっている、というのが実際のところです。
「先に積立額を決めて、残りで暮らす」——こうした方法をよく見かけます。理屈としては分かりやすいと思います。
ただ、正直に言うと私はそこまで厳密に決めていません。
積立は一定の額を続けています。そのうえで、節約は無理のない程度にやっています。どちらかを先に決めて、もう一方をそれに合わせる、という形にはなっていません。
⚠️ これが良いやり方だと言うつもりはありません。きちんと順番を決めたほうが、結果として貯まる人もいると思います。私の場合は、そこを厳密にしなくても続いた、というだけです。
→ 積立額の決め方についてはこちら:
毎月いくら投資すればいい?初心者向けに無理のない投資額の決め方を解説
⚠️ この考え方が向かない人・向く人
ポイント: 🚨 この記事は「細かい節約は不要」という話ではありません。 状況によっては、細かい節約が必要な場面があります。
ここは正直に書いておきたい部分です。
向かない場合
- ⚠️ 削れる固定費が、もう残っていない場合——通信・保険などを見直し終わっているなら、次に減らせるのは日々の支出です。この記事の考え方では、打ち手がなくなります
- ⚠️ 今すぐ支出を減らす必要がある場合——固定費の見直しは、手続きから反映までに時間がかかることがあります。急いでいるなら、日々の支出を抑えるほうが早い場面もあります
- ⚠️ 細かい節約が苦にならない場合——続けられるなら、やめる理由はありません
向く場合
- 節約を始めては、続かずにやめることを繰り返している
- 通信費や保険を、契約したときのまま放置している
- 「自分は意志が弱い」と感じている——私の場合は、意志の問題ではなく、選んだ節約の種類の問題でした
よくある質問
Q. 細かい節約をしないと、お金は貯まらないのでは?
私の場合は、貯蓄は続きました。 ただし、それは節約をしなかったからではなく、先に貯める仕組みを作っていたからだと思っています。使った残りを貯めようとしていたら、結果は違ったかもしれません。
→ 先に貯める仕組みについてはこちら:
生活防衛資金はいくら必要?目安は生活費の3〜6ヶ月分【世帯別の早見表つき】
Q. 固定費の見直しは、どこから手をつければいいですか?
⚠️ 一般には金額が大きく、契約したまま放置しやすいものから見ると効率がよいと言われます。通信費や保険などがこれにあたります。ただし何が削れるかは人によって違うので、ご自身の引き落としを一度並べてみるところから始めるのがよいと思います。
Q. 節約をやめたら、罪悪感がありませんか?
私はやめたのではなく、最初からやっていないので、やめたときの感覚は分かりません。ただ、手間に見合わないと判断したものをやらないことに、後ろめたさは感じていません。
Q. 家計簿はつけていますか?
費目を細かく分類する作業はしていません。 アプリで自動的に記録は残していて、収支が大きく崩れていないかだけを見ています。
→ 家計簿アプリの使い方についてはこちら:
投資に家計管理は必要?ざっくり続ける私のやり方
まとめ:やめる・やめないではなく、手間に見合うかで選ぶ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- 私は細かい節約をしていない。ただし**「やめた」のではなく、最初からやっていない**
- やらなかったのはこまめに電気を消す、店を何軒も回るなど、毎日続けないと効果が出ないもの
- 続けているのは格安SIMに変えたこと。手続きが一度で済み、そのあと続ける手間がなかった
- 私の分かれ目は「節約するかどうか」ではなく「一度で終わるか、毎日続くか」だった
- 積立と節約は、⚠️どちらを先にするかを厳密には決めていない
- 🚨細かい節約が不要という話ではない。 削れる固定費が残っていない場合や、急いで支出を減らす必要がある場合は、話が変わる
「節約が続かない」と感じたとき、自分の意志を責める前に、その節約が”毎日続くほう”だったのかを見てみる。それだけでも、次に何をするかが変わるかもしれません。