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為替リスクとは?円安・円高が投資に与える影響をわかりやすく解説

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「外国の株に投資したいけど、為替リスクって何?」「円安になると損するの?それとも得するの?」——インデックスファンドを始めようとすると、必ずぶつかる疑問です。

この記事では、為替リスクの仕組みから、オルカンやS&P500ファンドへの具体的な影響、そして長期投資での付き合い方まで初心者にわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 為替リスクとは何か
  • 円安・円高が外国株ファンドの評価額にどう影響するか
  • オルカン・S&P500と為替の関係
  • 為替リスクとうまく付き合う方法

カブ太くん

ねえフクさん、「為替」ってよく聞くけど、結局なんのこと?円安とか円高とか言われても、どっちが自分の投資にとっていいのかさっぱりわからないんだけど…

フクさん

為替とは「異なる通貨を交換するレート」のことだよ。円安・円高は以前のレートとの比較で決まるもので、たとえば1ドル=100円から150円に動けば「円安」、逆に150円から100円に動けば「円高」ということ。外国株ファンドを持っていると、この為替の変動が評価額に影響するんです。順番に見ていきましょう!

為替とは何か?まず基本を押さえよう

為替とは、異なる通貨を交換する仕組みのことです。

たとえば「1ドル=150円」という状態では、100ドルのものを買うには1万5,000円が必要です。この「1ドルが何円か」を示すレートを**為替レート(為替相場)**といいます。

円安・円高の違い

状況意味具体例
円安円の価値が下がる1ドル=100円 → 150円(円が安くなった)
円高円の価値が上がる1ドル=150円 → 100円(円が高くなった)

ポイントは「円安・円高は円から見た話」ということです。円安=ドルが高くなる、円高=ドルが安くなる、と言い換えることもできます。

為替リスクとは何か?

為替リスクとは、為替レートの変動によって投資の評価額が上下するリスクのことです。

外国の株や債券に投資するファンドは、現地通貨(米国株ならドル)で運用されています。日本円に換算するとき、為替レートが変わっていると、現地での価格が変わっていなくても、円建ての評価額が変わってしまうのです。

円安・円高が投資信託に与える影響

円安のとき(例:1ドル=100円→150円)

米国株ファンドを1万ドル分保有している場合を考えてみましょう。

タイミング為替レート円換算の評価額
購入時1ドル=100円100万円
円安が進んだ後1ドル=150円150万円(+50万円)

現地(米国)では同じ1万ドルのままですが、円換算すると評価額が増えます

円安は外国株ファンドの評価額を押し上げる

円高のとき(例:1ドル=150円→100円)

タイミング為替レート円換算の評価額
購入時1ドル=150円150万円
円高が進んだ後1ドル=100円100万円(-50万円)

現地では同じ1万ドルのままですが、円換算すると評価額が減ります

円高は外国株ファンドの評価額を押し下げる

カブ太くん

つまり円安になると外国株ファンドの評価額は上がって、円高になると下がる。株価が変わっていなくても、為替だけで評価額が動くってことですよね?

フクさん

その通り!だから外国株ファンドには常に為替リスクがついてくるんです。ただし、これは「損するリスク」であると同時に「円安で評価額が増えるチャンス」でもある。為替はプラスにもマイナスにも動くものと理解しておくことが大切ですよ。

オルカン・S&P500と為替リスクの関係

eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、どちらも為替ヘッジなしのファンドです。

→ 為替ヘッジのしくみについては次の記事で詳しく解説:為替ヘッジあり・なしの違いとは?初心者はどちらを選ぶべきか

つまり、為替レートの影響をそのまま受けます。

長期投資における為替リスクの考え方

為替リスクを「怖いもの」と感じる人も多いですが、長期投資の観点では次のように考えることができます。

💡 長期投資では為替変動は平均化されやすい

毎月コツコツ積み立てることで、円安の時も円高の時もバランスよく買い続けることになります(ドルコスト平均法)。10〜30年という長期でみると、為替の影響は平均化され、世界経済の成長が評価額を押し上げる力の方が大きくなることが多いです。

実際、過去20〜30年の実績をみると、為替の変動があっても世界株式や米国株式の長期積立は大きなリターンを生んできた歴史があります。

(※過去の実績は将来を保証するものではありません)

為替リスクとうまく付き合う3つのポイント

1. 長期・積立で時間分散する

毎月一定額を積み立てることで、円安・円高のどちらが続いても平均的なレートで買い続けられます。為替リスクを短期で乗り切ろうとせず、時間をかけて分散することが最大の対策です。

→ 詳しくはこちら:ドルコスト平均法とは?

2. 為替ヘッジあり・なしを理解して選ぶ

「為替の影響を受けたくない」という場合は、為替ヘッジありのファンドを選ぶ方法もあります。ただし、ヘッジにはコストがかかるため、長期投資では必ずしも有利とは限りません。

→ 詳しくはこちら:為替ヘッジあり・なしの違いとは?初心者はどちらを選ぶべきか

3. 全額を外国株に集中させない

日本株や国内債券と組み合わせることで、為替リスクが評価額全体に与える影響を抑えられます。自分のリスク許容度に合わせてバランスを調整しましょう。

カブ太くん

長期で積立を続けることで為替の影響は平均化されるし、短期の為替変動に一喜一憂して積立をやめてしまう方がむしろリスクが高いってことですよね?

フクさん

まさに!円高になったからといって積立をやめると、安く買えるチャンスを逃してしまうんですよ。為替の動きを気にしすぎず、長期目線でコツコツ続けることが、外国株ファンドへの投資では一番の正解です。

まとめ

  • 為替リスクとは、為替レートの変動で投資の評価額が上下するリスク
  • 円安 → 外国株ファンドの評価額上昇、円高 → 下落(現地価格が変わらなくても)
  • 長期・積立なら為替変動は時間で平均化されやすい
  • 短期の為替変動に動じず、コツコツ続けることが最大の対策
  • 為替ヘッジあり・なしの使い分けについては次の記事で詳しく解説

→ 次の記事:為替ヘッジあり・なしの違いとは?初心者はどちらを選ぶべきか

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